田淵電機(6624)の株高予想と買いの根拠

田淵電機(6624)の株高予想と買いの根拠

管理人が株価予想を語るシリーズ。今回は、新たに東証一部に昇格した田淵電機の銘柄診断です。

同社は、今年2015年の今月1月に東証一部への指定が決まりました。東証一部指定と言えば、信託機関によるTOPIX買い、インデックス買いの期待の的です。ただ、それ以外にも、いくつか買われてよい材料が揃っています。

今回は、田淵電機のこれからとおすすめの理由を語りたいと思います。ちなみに管理人は既に仕込んであったりします。

  1. 東証一部指定でTOPIX買い
  2. 低PERで割安感あり
  3. まさかの上方修正銘柄
  4. チャートは価格帯出来高を脱出

東証一部指定でTOPIX買い

東証一部指定銘柄と言えば、TOPIX買いです。TOPIX買いというのは、東証株価指数(TOPIX指数)に組み込まれた銘柄が、TOPIXポートフォリオを運用する信託機関により買い付けられる事象を指します。GPIFを始めとする多くの運用機関はTOPIX指数を重要なベンチマークと捉えています。新たにTOPIX指数に組み込まれた銘柄は、多くの投資機関から新規買い付けの対象として検討される訳です。

田淵電機は、このTOPIX買い需要を期待することができます。我々、個人投資家としては、機関投資家の需要を前もってキャッチできた訳で、東証一部指定後~機関投資家による買い付けまでの間に、前もって仕込んでおけばよい訳です。

以前までは、投資機関による買い付け日が慣例的に決まっていました。ただ、最近ではアトランダムになっていると考えます。まあ、具体的な買い入れのタイミングは不透明でも、需要期待から株価チャートは上昇曲線を描く傾向にあります。これに乗じて利益を出せば良いわけです。

という訳で、インデックスへの組み込み需要から買い。これが1つ目の株高予想の根拠です。

低PERで割安感あり

2つ目の株高予想の理由は、PERの低さです。田淵電機の現在のPER値は7.46倍(2015.1.26時点)です。東証一部上場銘柄の平均PERは、おおよそ10~20程度で推移しています。これと比較すれば、田淵電機はどう見ても割安です。

もっとも、低PER銘柄というのは、株高トレンドが発生するまで長い期間を要する傾向があります。市場から忘れさられているためです。田淵電機も、やはり忘れ去られていた銘柄なのでしょう。四季報でスクリーニングをしている人位しか気付かない、目立たない銘柄でした。

ところがここにきて、注目を浴びるニュースが出た訳です。繰り返しになりますが、東証一部昇格です。低PER銘柄というのは、こういったニュースに取り上げられることで一気にブレイクすることも、また一つの傾向です。ここから一気に上昇トレンドになっても不思議はないでしょう。

東証一部指定銘柄を買う方法というのは、そこで材料出尽くしの高値掴みをすることも多い手法です。しかし、低PER銘柄というのはそれ以上株価を下げにくいため、エッジ(優位性)の利いたトレードをすることが可能です。下げても割安、上げれば青天井。損小利大といえば低PER銘柄でしょう。これが買い推奨の2つ目の根拠です。

参考記事:割安銘柄の買い時~PERを使った売買のタイミング

まさかの上方修正銘柄

田淵電機が東証一部に指定されたニュースを見て、管理人は早速四季報CD-ROMで検索を掛けました。そこで驚いたのは、同社の決算の履歴です。最近の決算発表を見ると、一昨年から上方修正と増配続きじゃありませんか。なぜ、こんな優良銘柄が放っておかれたのか不思議な銘柄です。

発表時期修正対象修正内容修正後修正前
2014”/10ŒŽ配当増配85
2014”/10ŒŽ本決算利益上方修正95006300
2014”/10ŒŽ中間決算利益上方修正55003900
2014”/3ŒŽ本決算利益上方修正50003900
2014”/3ŒŽ増配増配75
2013”/11ŒŽ本決算利益上方修正39003200
2013”/11ŒŽ配当増配53
2013”/6ŒŽ本決算利益上方修正32001700
2013”/6ŒŽ’†Š本決算利益上方修正1700800
2013”/4ŒŽ本決算利益上方修正900700

増益の理由は、言わずと知れた円安でしょう。田淵電機の主力事業は、電子機器です。販売先はシャープや三菱で、生産は中国、タイを強化したとありますね。アジアの生産拠点で割安に製品を製造することができ、なおかつ円安による電気メーカーの復調で需要が増えたであろうことが伺われます。国内のスリム化と海外強化に成功した、筋肉質なメーカーのようですね。

アベノミクス以降、こうした筋肉質なメーカーは為替差益の影響もあって、利益増大を続けている傾向があります。利益が増えるとPERは下がりますから、先に述べたように割安銘柄となっていたのでしょう。特に大きな問題が生じない限り、今後も好決算を続けるものと予想します。

ちなみに、次の決算発表は2月3日の中間決算です。前回の四半期決算でも進捗率が予定を上回っているように、次回の決算発表も好業績が期待できます。その期待に釣られて、株価も上向きになるものと予想します。これが3つ目の根拠です。

チャートは価格帯出来高を脱出

以上が管理人押しの田淵電機=株高予想の理由です。最後に重要なのは買うタイミングです。チャートを確認してみましょう。

田淵電機は東証一部指定後利益確定の動き

田淵電機は東証一部指定後利益確定の動き

ご覧の通り、東証一部指定が発表された時点で大きく買われています。もっとも、ここでは重力圏を脱出せずに、利益確定の売りに押されたようです。

重力圏となっている株価の価格帯は1,000円付近です。ここで価格帯出来高が突出しています。価格帯出来高が突出している部分というのは、過去に盛んに売買がなされた場所であるので、多くの人が新規建てもしくは利益確定の目安に使います。逆に言えば、ここを抜ければ重力圏を脱出し、上昇トレンドが始まったと見てよいでしょう。詳しくは、以下の記事を参照ください。

参考記事:価格帯出来高のチャートを使った売買判断

この重力圏を抜ける動きが昨日、今日ありました。+4%と+5%と二日連続の株価高騰です。これが田淵電機の買いを推奨するもう一つの理由です。重力圏を抜けた銘柄は、青天井で株価を伸ばす可能性を秘めています。管理人は目を付けていたので、既に一昨日買っています。すでに、10%近い利益である訳です。

田淵電機は重力圏を抜ければ青天井

田淵電機は重力圏を抜ければ青天井

ここまで述べてきたように、まだまだ株高は続きそうです。管理人も利益確定をするつもりはさらさらありません。少なくとも2月3日の決算直前までは持っておきたいところです。むしろ、株価が伸びなければ決算日まで持ち越すギャンブルに出てもいいでしょう。明日の1月最終売買日には、TOPIX買いが入る可能性も期待できます。

とかく熱く語りましたが、ともかく買いの理由が多い銘柄です。普段は慎重派の管理人ですので、あまり株価予想を公開することはありません。今回は予想の根拠が明確で、さらに多くの取引手法を紹介することができる機会でしたので、予想公開に踏み切りました。本ブログで紹介するトレード手法を読んでみて納得いった方は、是非とも買ってみて下さい。

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コメント

    • 岡田
    • 2015年 1月 27日

    お世話になります。質問があります。
    記事中に、「明日の1月最終売買日には、TOPIX買いが入る可能性も期待できます。」とありますが、トピックス買いが入る最終売買日は上場翌月末の2月27日ではないでしょうか? 

      • wpmaster
      • 2015年 1月 27日

      >岡田さん

      記事の通り、「可能性が期待できます」という表現に留めています。
      実際、可能性はありました。
      というのも、最近のTOPIX買いは特定日に偏っていない傾向があるためです。

      その点、本日は1月の最終売買日という区切りの良い日でした。
      既に東証一部指定とTOPIX組み込みが決まっている田淵電機ですから、今月の間に買われてもよいと考えた次第です。

      ちなみに、次に可能性として濃厚だと考えるのは、2月5日です。
      管理人個人の推測ですが。

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