2022年7月第5週の株システムトレード日記です。
暑い日が続きますね。暑いと言えば、管理人の検証熱です。ボーナスが出た6月末に投資書籍を買い込み、1ヵ月ほど集中的にイザナミ(スポンサードリンク)で検証作業に取り組んできました。
まだ効果は資産曲線に反映されていませんが、ストラテジーの方は充実してきました。まず、元々の7本のストラテジーをブラッシュアップ。さらに4本の新ストラテジーを加えて、計11本に。さてはて、効果のほどはいかに?
という訳で、今週も株シストレ日記をやってまいりたいと思います。
日経平均株価は高値圏で調整中
最初はいつもの通りに日経平均株価のおさらいです。
日経平均株価は現在、高値圏で調整中の模様です。先々週は大幅な上昇となりましたが、先週は停滞。レンジの動きが続きます。
まあ、株価はボラティリティの大きい時期と少ない時期が繰り返しやってきます。今は次の値動きへの準備期間といったところでしょうか。願わくば、停滞期間が過ぎた後には大相場がやってくることに期待したいと思っています。
と言っても、管理人はシステムトレーダーなので、イザナミ(スポンサードリンク)のシグナルに淡々と従うだけですね。売りでも買いでもシグナルが出ればしめたものです。
運用成績は停滞中
とは言うものの、運用成績は停滞しています。下記は先週の運用結果。先々週の成績が良かっただけに、不調の波が目立ちます。
まあ、肝心の日経平均がレンジの様相を呈していますから、個別株の方も大きな値動きはあまりないのですかね。ダマシのシグナルで負け越した形です。
使える本・微妙な本
最後に今週の余談です。
この1ヵ月ほど集中的に投資書籍を読み漁りました。その中で使える本と微妙な本を簡単に紹介していきましょうか。
まず、使える本の方から。ローレンス・A・コナーズとラリー・ウィリアムズ。そして、斎藤正章さんです。
まず、海外の2大トレーダーの書籍は本当に役に立ちます。コナーズは逆張り系、ラリー・ウィリアムズはどちらかと言えば順張り系(逆張り系ももちろんできます)で有名なトレーダーですね。さらに書籍の中では別の著書の名前も出てくるので、知識欲のある方はさらに手を広げることができます。
それから、日本のシステムトレーダーと言えば、斎藤正章さんです。直近ではあまり活動しているイメージがないのですけど、草分け的存在です。書籍だけでなくDVDも出版されているので、文字の苦手な方でもとっつきやすいのではないでしょうか。
いずれのメディアでも具体的なトレードルールが書かれていることがポイントですね。残念ながら現在の日本市場では有効でないルールも多いのですが、いまだ有効なものや改良すれば抜群の効果を出すものも残っています。全巻、読んでおいて損はないと思います。
逆に微妙だったと思うのは、有名どころではトム・デマーク。そしてアームズ博士を始めとする出来高分析の本。それからウィリアム・J・オニールです。
トム・デマ―クといえば、TDシーケンシャルやTDコンボの手法で有名なのです。しかし、書籍には具体的なトレードルールが書かれていません。これでは検証しようがないので、正直なところ微妙だと思いました。
出来高系は逆に具体的な記述があるものの、有効性が微妙なところがありました。この点は、ラリー・ウィリアムズも書籍の中で触れています。ただ、有効な方法論も少しだけあったので、ほんのわずかではありますが手法に組み込んでみたりはしています。
そして、ウィリアム・オニール。個人的にファンであっただけに微妙という評価を下すのは悔しいのですが、そう言わざるを得ません。特にオニールの空売り練習帳に載っている有名な売りのルールは以前から信望していました。しかし、有効性が見出せないのです。
オニールは出来高分析を絡めた売買を推奨しているので、そこがシステムトレードと相性が悪いのかも知れません。願わくば管理人のシステム化の能力が低いだけで、手法そのものは有効であることを願いますが。
そんな訳で、書籍の紹介でした。暇ができたら、一覧にして紹介記事を書きますかね。検証作業もそろそろネタが付きてきた頃ですし。
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