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価格帯出来高のチャートを使った売買判断

価格帯出来高のチャートを使った売買判断

価格帯出来高のチャートを使った売買判断

株式チャートを見る上で、価格帯出来高は重要なチャートポイントになります。価格帯出来高の高い所は、多くの建て玉が溜まっています。価格帯出来高の攻防で生じる投資家心理を押さえれば、大きく儲けるチャンスが生まれます。

ここでは、価格帯出来高の指標を利用した売買判断の手法をご紹介します。内容は以下の通りです。

  1. 価格帯出来高とは
  2. 価格帯出来高を抜けて順張り
  3. 価格帯出来高を越えなければ逆張り
  4. 価格帯出来高の判断まとめ

価格帯出来高とは

価格帯出来高とは、株式が特定の価格で売買された際の出来高を棒グラフで示すチャート指標の一つです。証券会社のチャートツールによっては、見ることができるところがあります。以下は、SBI証券で価格帯出来高を示した場合です。

SBI証券の価格帯出来高チャート

SBI証券の価格帯出来高チャート

基本は移動平均線のチャートで、価格帯出来高はそのオプションになります。

この価格帯出来高が伸びている株価は、重要なチャートポイントになります。出来高が多いということは、その株価に建て玉が固まっていることそ意味します。そして、その価格帯を抜けることがあれば、多数の投資家が利益または損失をし始めます。

利益が生じ始めれば強気、損失が出れば弱気になりたいのが投資家の心理です。結果、価格帯を抜けた後に大きく株価が動くことがあります。この大きな動きを追うことが、利益を出す狙い目になります。

価格帯出来高を抜けて順張り

>まず、価格帯出来高のチャートポイントを抜けて、株価が大きく伸びたケースをご紹介しましょう。以下は、最近のケースで2014年4月のヤマダ電機(9831)のチャートです。

ヤマダ電機9831の価格帯出来高チャート

ヤマダ電機9831の価格帯出来高チャート

ご覧の通り、340円付近の価格帯出来高が大きく、ここを抜けた後に株価が伸びていることが分かります。チャートポイントをクリアしたことを確認して350円で買い、株価が伸びきった390円当たりで売れば、11%の利益が出ました。管理人は、この通りのトレードで利益を出しました。

ファンダメンタル分析では、消費税増税に伴う小売業の低迷が懸念されていた中、駆け込み需要により想定買いに売り上げが伸びたことが買いの理由です。ただ、その情報だけでは買い入れ価格の判断をしづらいものがあります。やはり価格帯出来高のチャートポイントを抜けたことが、直接的な買いのトリガーになります。

価格帯出来高を越えなければ逆張り

逆に、価格帯出来高を抜けることができなければ、多くの投資家は損失を抱えたままになります。この場合、価格帯出来高の高い所に達した時点で「ヤレヤレ売り」となり、利益確定or損切りが行われ、再び株価は下落を始めます。

以下は、ディスコ(6146)という半導体装置メーカーのチャートです。

ディスコ6146の価格帯出来高チャート

ディスコ6146の価格帯出来高チャート

この銘柄は、2013年のアベノミクスと円安に乗じて高値を更新していました。しかし、投資機関の予想価格に達した所で、材料出尽くしのニュースが流れました。為替市場の円安が滞っていることもあり、株価は下落基調へと転換しました。

ここでも銘柄の売買ポイントも、価格帯出来高です。6900円付近に価格帯出来高の高いレジスタンスがあり、2回はじき返されています。ここが空売りのポイントでした。一方の安値は6300円です。ここで買い戻されています。安値で空売りのを決済すれば、やはり10%程度の利益がでました。

なお、安値でも帯出来高が伸びていますが、これは買い戻しが行われた後にできた結果です。ただ、ここに新たなサポートラインができあがります。上値にも6900円のレジスタンスがありますから、今後はしばらく6300~6900円のレンジ相場となるシナリオを建てることもできます。

価格帯出来高の判断まとめ

以上が価格帯出来高を使った売買ポイントです。売買が降着していた銘柄は、降着が解けた所で大きく動く可能性を秘めています。しかし、その場合は得てして移動平均線だけでトレンドを判断することができません。価格帯出来高のオプションを判断に入れることが、トレンド発生に気づく重要なポイントになります。

以下にポイントをまとめます。

  • 証券会社によっては「価格帯出来高」のチャートオプションがある
  • 価格帯出来高の高い株価には建て玉が溜まっている
  • 価格帯出来高の高い所はチャートポイント
  • チャートポイントを抜けると株価が大きく動く
  • チャートポイントを抜けるようなら順張り、はじき返されるようなら逆張り
  • 場合によっては今後のトレンドを予想することも可能
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