大口投資機関のTOPIX買いに乗じて利益を上げる小判ザメ投資法。今回は、先月のTOPIX買いを振り返り、銘柄選定の検証を行います。結論から言うと、事前に予想していた通りの銘柄が上昇して、予想の根拠が妥当であることが分かりました。
11月26日は以前から予想していたTOPIX買いの日でした。内容は以前から予想していた通り。10月の東証一部昇格銘柄の出来高が急増する結果となりました。もっとも後場の引けまで上昇を続けた銘柄は限られました。一部の銘柄は市場の利益確定を受け、売りに圧される格好となりました。
それでも利益を上げるのが小判ざめ投資家の腕の見せ所です。管理人は特定の対象銘柄に買いを絞ることで、しっかり利益を上げることができました。今回は、ことの顛末を語りたいと思います。
- 11月のTOPIX買い結果
- 事前の予想と予想手法
- 次回のTOPIX買いは
11月のTOPIX買い結果
まず始めに11月のTOPIX買いの結果から。予想したいた買い日は、これまでの経験から11月26日。月内最終売買日の翌日です。その日の新規昇格銘柄の値動きは以下の通りです。
- インフォマート:+2.47%
- ハローズ:+5.14%
- サムティ:-0.99%
- サイバーリンクス:+1.19%
- オプティム:+3.21%
- SHOEI:+5.65%
- 富山銀行:+1.53%
- ラックランド:-0.75%
ご覧の通り明暗分かれる格好で、あらかじめ予想をしていなければ見過ごされがちなイベントとなりました。ただ、上昇しなかった銘柄でも出来高が急増しているので、大きな売買があったことが分かります。機関投資家の買い付けは、出来高の急増を見ればその存在を知ることができます。
事前の予想と予想手法
今回、株価上昇が際だったのは以下の3銘柄です。これら3銘柄は売り圧力に圧されず、引けまで高値を維持しました。
- ハローズ:+5.14%
- オプティム:+3.21%
- SHOEI:+5.65%
じゃあ、これらの銘柄の株価上昇を管理人は予想できていてたかというと・・・。予想していました(笑)。実はゲリラ的にtwitterアカウントでつぶやいています。
予想を当てたことで、どうやら管理人の予想手法は妥当な内容であることが分かりました。これで今後も、月に一回利益を上げるチャンスがやってきます。
予想の根拠は、買い入れ金額が株価に与えるインパクトの大きさです。普段の出来高が少ない銘柄に大きな買いが入ると、市場が吸収できずに株価が上昇するんですね(インパクト大)。四季報CD-ROMのスクリーニング機能を使って、事前にインパクト指数を計算しておいたんです。ハローズ、オプティム、SHOEIの3銘柄がインパクト指数が大きかったので、おそるおそるつぶやいて証拠残しておきました(笑)。
インパクト指数の算出方法に関しては、以前の記事でご紹介した通りです。興味のある方はご覧あれ。
次回のTOPIX買いは
さーて、次回のGPIF様はー?ということで、12月のTOPIX買い予定日について語ります。
次回12月のTOPIX買い日は、予想では12月28日(月)です。最終売買日が金曜日なので、週末をまたいでのよく営業日ですね。
TOPIX連動ポートフォリオの買い付け対象となる銘柄は、11月の東証一部昇格銘柄です。以下の通りです。
- 日新製糖(2117)
- いちごグループホールディングス(2337)
- 北の達人コーポレーション(2930)
- ブロードバンドタワー(3776)
- ライドオンエクスプレス(6082)
- エラン(6099)
- ダブルスコープ(6619)
- 日本マイクロニクス(6871)
- ピーシーデポコーポレーション(7618)
- 学究社(9769)
昇格銘柄の多い年末だけあって、トピックス買い銘柄もたくさんあります。ただ、本命の小判ザメ銘柄は、エランと学究社くらいでしょうか・・・。時期が時期なので、買い付けインパクトがある程度大きくないと利益確定の売りに圧されそうです。
まあ、予想手法は以前に公開したので、読者の方が個々人で計算して納得のいく銘柄を買ってもらえればと思います。四季報CD-ROMにスクリーニング式を打ち込めば予想できます。以下の記事をご覧あれ。
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