株のシストレツールは何ができるソフトウェアか?
今回は上記の疑問に答える記事を書いていこうと思います。
株の検証ソフトにも様々な種類が存在します。その中でビジュアル面・機能面に強いツールがイザナミです。今回はイザナミを例にシストレツールの基本機能を紹介していきたいと思います。
- 株のシストレツールと価格
- シストレツールの基本機能
- 売買ルールをインプットする
- 運用成果をバックテストする
- 日々の売買銘柄を表示する
- イザナミなら30日間無料で試せる
Contents
株のシストレツールと価格
株のシストレツールは日本にも複数のソフトウェアが提供されています。その中で有料のものと言えば、以下の3種類でしょうか。値段を併せて表示したいと思います。
シストレツール | 月額ライセンス | 無期限ライセンス | 備考 |
---|---|---|---|
イザナミ | 7,700円 | 162,000円 | |
システムトレードの達人 | なし | 189,000円 | |
TradeStation | なし | なし | 使用料は取引手数料に上乗せ |
この中で、今回ご紹介するのはイザナミです。売買ルールの入力、検証機能ともに充実していて、管理人イチオシの株シストレツールとなっています。無料ツールではなかなか実現できません。
シストレツールの中では、システムトレードの達人や人気のTradeStationも捨てがたいのですが、管理人の行きついた先はイザナミ(スポンサードリンク)でした。理由はなんと言っても作業の早さ。詳しくは後述しますが、パレットアルゴというインターフェースを利用することで売買ルールの入力・作成がサクサク進むのです。
シストレツール | 特徴 |
---|---|
イザナミ | パレットアルゴを始めとしてビジュアル機能が充実している |
システムトレードの達人 | 機能豊富だがルール作りにビジュアル機能なし |
TradeStation | EASY Languageというプログラミングが必要 |
という訳で、今回はイザナミを例にシストレツールの基本機能を解説したいと思います。
シストレツールの基本機能
それではシストレツールの基本機能を解説していきましょう。先に述べておくと、シストレの作業は以下の流れに沿って行われます。
- 売買ルールを作成する
- 売買ルールを検証する(バックテスト)
- (検証でうまくいけば)実運用を開始する
- 日々のシグナルを確認する
- 証券会社に売買注文を入力する
この中で、シストレツールは売買ルールの検証から日々のシグナル出しまでの機能を担当します。以下、解説していきます。
売買ルールをインプットする
まずは売買ルールの作成です。ここで重要な点は、どのような入力画面(インターフェース)で売買ルールをインプットするかという点ですね。あえて「インプット」という言葉で表現したのは、ここに有料ソフトの妙味があるためです。
イザナミが特徴的な点は、このインターフェース機能にあります。一般にはロジックをプログラミングしたり、AND/OR等のロジックを組む必要があります。ただ、そうしたインターフェースはバグが発生したり、見辛かったりであまり好ましくありません。この点、イザナミでは「パレットアルゴ」という入力画面で見辛さを解消しています。
上記はパレットアルゴのスクリーンショットです。ルールを構成するコマを一つ一つパズルのように組み合わせていくイメージですね。使ってみれば分かりますが、この入力画面の使いやすいこと。ルール作りがサクサクと進みます。
当然ながら、システムトレードのルール作りは膨大なトライアンドエラーの積み重ねで作られます。ルールの入力作業も1回2回ではありません。そのため、入力作業の時短がそのまま作業効率に直結します。イザナミは本当にツボを押さえたシストレツールだと思います。
参考:株システムトレードの検証ソフト「イザナミ」(スポンサーリンク)
運用成果をバックテストする
売買ルールの入力が終われば、次は検証(バックテスト)です。簡単に言って、過去の株価データを元にして、作成した売買ルールの成績を割り出す作業です。本来的には過去の株価データを手に入れる必要があるのですが、イザナミでは全てパッケージ化されています。特別な用途がない限り、過去データを探し出したり、インポートしたりする作業は必要ありません。
イザナミでは、2段階の検証を行うことができます。1つ目は売買ルールの勝率やPF(プロフィットファクター=期待値)を割り出す検証作業です。2つ目は一定の資金を元に運用資金の推移を検証するプロセスです。
上記は、以前紹介した売買ルールの勝率とPFを計算した結果です。この検証結果では、1回の売買で得る利益の期待値は【6.5%】という結果が出ました。これなら、まあまあの出来でしょうか。こうした数字を見て、売買ルールの善し悪しを暫定的に判断する訳です。
次に運用資金の推移です。望ましくは「右肩上がり」といきたい所ですが、必ずしもそうとは限りません。期待値の良い売買ルールであっても、リーマンショック前後では大きく落ち込むことも多々あります。まあ、そうした落ち込みも含め、資金の推移を眺めることで実運用の可否を判断していきます。
この資金運用の方法についても、イザナミでは色々な設定をすることができます。定額投資はもちろんのこと、資金の〇%を振り分けるといった設定やスタート資金の設定まで、幅広くカスタマイズすることが可能です。
日々の売買銘柄を表示する
検証作業がうまくいったら、実運用です。そのためには、日々の売買シグナルを表示しなければなりません。当然、イザナミにもその機能が搭載されています。
売買シグナルにも様々な方法が設定できます。翌日の成行で買う場合や指値買いをする場合、または引け間際の飛び込み注文を入れる場合などなど。特にイザナミの場合は、引け間際の注文にも対応しているので、日中のザラ場を見れるトレーダーの方は選択肢が広がると思います。
こうした売買シグナルは日々の株価が更新される度に一新されます。ただ、残念ながら売買注文は手入力です。シグナルが多い日は少し時間を食うこともあります。まあ、シグナルが多い時は儲け時ですので、嬉しい悲鳴とも言えることでしょう。
イザナミなら30日間無料で試せる
以上の通り、今回はイザナミを例にしてシストレツールの基本機能を解説してみました。ただ、ぶっちゃけて言うと使ってみるのが一番です。と言うのも、イザナミは30日間無料でお試し利用することができるからです。以下のホームページからダウンロード可能です。
参考:株システムトレードの検証ソフト「イザナミ」(スポンサーリンク)
「とりあえずインストールするだけなら、まあいいか」と思われる方は是非とも使ってみてください。パレットアルゴの出来の良さに驚いて頂けると思います。
また、とりあえず売買ルールの例題が欲しいという方は、以下の記事も併せてどうぞ。管理人がイザナミで作成したルールを公開しています。当然、勝てるルールに仕上がっております。是非とも、ご覧ください。
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