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立会外分売で高勝率する小技

立会外分売で高勝率する小技
立会外分売で高勝率する小技

株式市場のイベントである立合外分売で小さく儲けるテクニックをご紹介します。ポイントは、板の状況を見ながら申し込みの判断を行うことです。市場の状況を見てから買いの判断を行う、いわば「後出し」の手法です。

内容は以下の通りです。

  1. 手法の概要とポイント
  2. 立合外分売日のタイムスケジュール
  3. 分売申し込みの前に板を見るメリット
  4. 立合外分売後出し手法のデメリット

手法の概要とポイント

ここでは、立合外分売を利用して、微益ながらも高勝率をあげるテクニックをご紹介したいと思います。松井証券を利用した場合にのみ、実施可能です。

儲かる利益は3%程度。微益ながらも高勝率をあげることができます。

この手法のポイント2つあります。一つはディスカウント価格をうまく利用することです。立合外分売は3~5%程度の割引価格で株式を手に入れるチャンスなので、これを活かします。単純な話、前日の引けを分売実施日の寄り付きが同じであれば、ディスカウント率だけ丸々利益になります。

もう一つは、松井証券を使って立合外分売の参加申し込みを遅らせることです。他の証券会社の申し込み期限は分売実施日の8:00です。しかし、松井証券は特殊で8:30を期限にしています。板を見て、対象銘柄の寄り付き前の状況を知ることができます。寄り付き前の状況から、利益が出ることを見計らってから、分売に申し込むことができます。

立合外分売日のタイムスケジュール

立合外分売で高勝率する手法は、寄り付き前の準備に掛かっています。以下は、手順とタイムスケジュールです。

時刻 手順
8:00 立合外分売に参加する準備開始
8:00~8:25 分売銘柄の板を見る
8:25~8:30 寄り付き価格が分売価格を上回るようなら分売に申し込む
8:50頃 分売の抽選に当たれば現物の建て玉に分売銘柄が加わる
8:55~9:00 寄り付き売りの注文を入れる。

ポイントは、板を見ながら立合外分売への参加を検討する点です。通常、立合外分売の申し込み期限は分売日の8:00に設けられています。このため、板を見ながら申し込みを検討することはできません。

しかし、証券会社の中で松井証券のみ、申し込み期限を8:30に設けています。8:00~8:30の30分の間に、分売銘柄の株価の板を見ることができるのです。申込期限が30分遅いため、板で注文の状況を確認しながら申し込みの判断を行うことができるのです。

分売申し込みの前に板を見るメリット

この手法のアドバンテージは、立合外分売に申し込む前に、板を見ることができる点です。

8:00~9:00の間は、寄り付き価格を決めるための調整の時間です。売買そのものを行うことができません。注文を入れることだけが可能です。取引所は、指し値と成り行きの注文を総合して、売買の価格が折り合うところを探ります。最終的に、9:00に寄り付き価格が決定されます。板を見ると、このプロセスを読みとることができます。

繰り返しになりますが、松井証券ではこのプロセスを見ながら、分売参加の判断をすることができます。実は8:30頃には、もうほとんど寄り付き価格が決まっていて、大きな注文が入らない限り、バランスが大きく崩れることはあまりありません。

9:00の寄り付き価格が分売価格を上回るようなら、分売買い入れから寄り付き売りで利益が出ます。

寄り付き価格>分売価格

これが利益を出すための条件式です。さらに、上記の状況が申し込みする時点で決まっていれば、利益が出る確率が高まります。この点、8:30の時点で成立していれば、あとは残りの30分で大きくは動かないことを願うばかりです。

株式売買で、板は重要な取引情報の一つです。他の証券会社でも板を見ることはできますが、それは分売に申し込みを行った後の話です。板の状況を見てから申し込みを取り消すことはできません。

立合外分売後出し手法のデメリット

良いことばかりでなく、この手法にはデメリットもあります。以下の内容がデメリットです。

大きく儲けることはできない

立合外分売は申し込み数に上限があります。さらに抽選もあります。すると、結果的に分売で買える量は1単元~せいぜい5単元程度でしょう。

利益は、1単元につき3%程度です。すると、1単元で儲かる金額は3000~10000円程度。あまり大きく儲けることはできません。この点、お小遣い稼ぎ的な手法といえるでしょう。

立合外分売の抽選に漏れることも

立合外分売には抽選があります。松井証券は比較的抽選に当たりやすい証券会社ではありますが、抽選に漏れる可能性が十分にあります。

もっとも、その場合でも損をすることはありませんが。

資金の回転効率が悪い

立合外分売は現物取引です。現物取引の受け渡しには3営業日かかります。この間、投入した資金は凍結されます。

このため、信用取引と併用して行う場合には、信用余力が目減りします。資金の回転効率が落ちることを頭にいれましょう。

参加時間に制限がある

冒頭に書いたとおり、この手法は朝8時~9時の時間帯を使います。この時間帯にPCの前にいることは、普通の勤め人には難しいかもしれません。

もっとも、近年はスマホツールが便利なので、これで多少の改善を図ることはできます。松井証券もスマホツールを提供しています。スマホから立合外分売の申し込みを入れることはできませんが、現物売りの注文を入れることはできます。その場合、拘束時間が8:30まで短縮されます。

以上が、立合外分売後出し手法のデメリットです。それでも、リスクは低い手法です。コツコツ稼ぎたい方に向いていると考えます。

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